次世代エース・向井地美音「もっと自分らしさを出していかなきゃいけない」
― 向井地さんが加入した2013年には、すでに全盛期が過ぎていたということになりますね。次世代として渡辺さんの言葉をどう受け止められましたか?
向井地:私もピンチっていうのはすごく感じていますし、それは多分メンバー全員が思っていることだと思います。私がAKB48に入る前に見てきた先輩方の姿を今改めて映像で見たりすると、圧倒的な存在感があって、誰が見ても「あ、これがAKB48だな」って思えるようなオーラがありました。それと比べると今は私たち若手メンバーも頼りなく感じられると思いますし、どうしようって悩むことはあります。
― 個々のキャラクターがしっかり確立されていない?
向井地:そうですね。私がまさにそうなんですけど、自分自身のキャラクターがまだない。
横山:ファンの方でなくても、名前と顔が一致するメンバーが先輩たちの代は何人もいたと思うんですけど、今はそんなにいないんです。
向井地:そうなんです。若手メンバーがみんな似たような感じだとよく言われるので、それぞれがもっと自分らしさを出していかなきゃいけないと思います。逆に、今のAKB48にしか見せられないものが何かあるんじゃないかなとも思うので、それをみんなで探しながら頑張っていきたいです。
http://news.ameba.jp/20160704-119/
コメント
コメント一覧 (3)
指原が「ぱるるの存在が重要」と言ってたのはそう言う意味だと思う。
― 横山さんが加入した2009年はまさに全盛期だったと思いますが、その時期を体験されて今、総監督となって「ピンチ」だと思われるか、お聞かせ下さい。
横山:単純にコンサートや握手会を見ていても「以前はもっとお客さんが来てくれていたな」って普通に思いますし、そういう意味でも危機感は感じます。先輩たちは何もないところから始めて、みんな同じ方向を向いていたと思うんです。でも、私もそうですし美音もですけど、ある程度出来上がった状態で入ってきたので、向いている方向が何もないところからきた先輩たちと本当に一緒なのかなって思うときもあります。
― そもそも先輩たちとは向いている方向が違う、と。
横山:そうですね。でも今、スタッフさんの中にもメンバーの中でも、危機感を共有できた今だからこそ、これから新しいAKB48をお見せできるのかなって思います。
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