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 AKB48の加藤玲奈の写真集が3月末に発売され、その過激さが“48グループ最大露出”と話題になっている。ぬいぐるみで胸を隠しているカットをはじめ、美尻や下着姿も惜しみなく披露。近年、アイドル写真集が何かと話題に上り、売り上げも好調だが、同時に露出傾向にあり、過激化の一途を辿っている。その背景にはアイドルグループ自体の拡大を担ってきた“ある層”の影響があるようだ。

■“ポストこじはる”、かとれなの初写真集に「アイドルがここまでやっていいの?」

 AKB48の加藤玲奈は、グループきっての美貌の持ち主にしてオシャレ担当というポジションで“ポストこじはる”との呼び声も高いビジュアルメンバー。そのポテンシャルに女性ファッション誌『sweet』の渡辺佳代子編集長が惚れ込み、同誌が1st写真集『誰かの仕業』(宝島社)の制作を担当したという。

 本作は、ロンドン&ハワイでロケを敢行。小嶋陽菜の大ヒット写真集『どうする?』を手掛けたカメラマンの中村和孝氏が撮り下ろした、上半身オールヌードにバストトップを熊のぬいぐるみで隠した超セクシーカットをはじめ、Tバックの美尻を披露したバックショットや、定番の手ブラ、一糸まとわぬ姿の座りカットなどが収められている。キュートな表情と過激なカットが織り交ざった、大胆な構成となっており、 “48グループ史上最大露出”と話題を呼んでいる。その内容は、アイドルがここまでやっていいの?と驚きの声が上がるほど。

■アイドル写真集&グラビアの“過激化のインフレ”

 グループアイドル・AKB48の写真集といえば、渡辺麻友の1st写真集『まゆゆ』(集英社)の表紙になった“全裸体育座りカット”は多数のタレントがマネをするほど盛り上がりを見せたのも記憶に新しい。次作『知らないうちに』(講談社)でも美尻をあらわにしたカットも披露し、大人の女性としての変化を表現。また、“神7”として知られたビジュアルメンバー、小嶋陽菜もセクシーなイメージが浸透した。写真集はもちろん、下着メーカーのCMや、女性誌『an・an』での「SEX特集」はじめ、「美乳の作り方特集」、「オンナノカラダ特集」といった特集号の表紙に度々起用されている。

 グループアイドルがグラビアを飾るようになってから、水着姿は当然と言わんばかりに、過激化が進んでいる印象にある。アイドルが写真集で新たな一面を見せていくのは昔から続く定番の手法。しかしながら、過激な描写は、実際ファンが求めているものなのだろうか。昨年、写真集旋風を巻き起こした乃木坂46を例に考えてみると、その背景が見えてくる。


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