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 婚約者と昨年末に破局していたことを公表したり、具志堅用高や亀田興毅を輩出した名門・協栄ボクシングジムに入門したりと、国会議員ではなくなった現在でも、なにかと話題に事欠かない上西小百合元衆議院議員。

 上西氏といえば、橋下徹や東国原英夫から浦和レッズのサポーターまで、さまざまな相手とバトルを展開し、いまでは「炎上タレント」の名をほしいままにしているが、そんな上西氏になぜか現役のアイドルが心酔してしまったようだ。

 そのアイドルとは、NGT48の中井りか。デビュー曲「青春時計」ではセンターを務め、昨年の選抜総選挙では23位にランクインした人気メンバーのひとりだが、そんな彼女が上西氏に対し「シンパシーを感じる」「大好き」とラブコールを送ったのだ。

 それは、中井がMCを担当しているテレビ朝日の深夜番組『スマートフォンデュ』(1月25日放送回)。この日の放送では、不倫常習が発覚して議員辞職に追い込まれた宮崎謙介元衆議院議員、キングコング西野亮廣、そして上西氏をパネラーとして招き、「炎上」をテーマに討論を行った。

 中井の"上西リスペクト"ぶりが全開になったのが、なぜか終始ひとり上から目線の宮崎氏から「炎上商法はなんのためにやっているのか?」と皮肉たっぷりにつっこまれた上西氏が「炎上商法、炎上商法って私言われるんですけど、じゃあね、炎上ってしようと思って自分の力で出来ますかっていう話がまずありますよね?」と返したときのこと。

 すると、それまでほとんど発言せず置物状態だった中井が急に立ち上がり、「そうなんですよ! そうなんですよ! それ! 大好き。もう、それ! 本当におんなじ意見なんですよ」と叫びながら上西氏に握手を求めたのだ。

 その後、上西氏が「炎上って自分の力で出来るわけじゃないし、じゃあ、炎上商法って、私、なにを売るんですか? テレビに出たって議員時代お金なんかもらわないじゃないですか、ほとんどね。そういうことを考えたら、炎上商法ってそもそも成り立たないし」と説明を続けるのにも、「そう! そう! そうそう!」とものすごい勢いでうなずいていた。

 上西氏の説明を聞いた宮崎氏は「じゃあ、なんのために、炎上商法に間違われることをしているんですか?」と再度皮肉を浴びせるのだが、それに「ツイッターっていうのは思ったことを自由につぶやく場じゃないですか? だから、私も思ったことを自由につぶやいているんですけど、なにか?」と上西氏が返すのを聞くと、中井はさきほどよりもさらに高いテンションで、席から立ち上がりながらこうぶちまけた。

「素直に言っただけで、すごい燃えるんですよ。『アイドルなのに』とか言われて。アイドルだって好きなこと言っていいだろって思いますよね!」
「本当に素直に思ったことを言ったりしてるだけなのに、すぐ掲示板とかに『中井はまた炎上させようとしてる』とか、『アイドルなのに口が悪い』とか、そういうふうに言うんですけど、だって、アイドルだって人間なんだから言いたいこと言ってもいいじゃないですか。じゃあ、みんないい子のアイドルばっかりいて面白いですかって話なんですよ」

 この演説に対し、中井と共にMCを担当するタイムマシーン3号の山本浩司は「中井さん、頼む。大島(優子)さんや前田(敦子)さんに憧れてくれ。なんで上西さんに憧れるんだ、頼む」とツッコミを入れていた。

 中井の主張はその通りで、否定する部分はまったくないのだが、「なんで上西さんに憧れるんだ」というタイムマシーン3号山本のツッコミもよくわかる。いまや「ヒールの権化」のような存在の上西氏に同調してもアイドルとしてはなにひとつとしてメリットはないのに......。

 しかし、中井りかはそもそもAKB48グループのメンバーのなかでは群を抜いて歯に衣着せぬ発言で人気を勝ち取ったメンバーである。



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