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 -アイドルとして過ごした11年の思いは

 渡辺 12歳でAKBのオーディションに合格して、それから11年間、前だけを見てただひたすら駆け抜けてきた。今こうして最後の劇場公演を終えて、11年間が幕を下ろそうとしているんだなと急に実感が湧いてきて寂しいですね。

 -理想のアイドルにはなれたか

 渡辺 最初にAKBのオーディションに合格して入ったデビュー当初は、まだAKBはテレビに出る機会もほとんどなくて、秋葉原の劇場で毎日ひたすら公演をやっている日々だった。まさかテレビに出させていただけたり、こんな大勢の方に囲まれることもなかなかなかった。こんな未来は1ミリも想像できていなかった。11年の最後、たくさんのファンの方に見送られることができて、幸せだったなと思います。

 -最後の公演で、思うところは

 渡辺 幕が開くと、この11年間で支えてくれたファンの方の顔というか、握手会に足を運んでくれる、よく知る顔のファンの方がたくさんいた。この方たちに支えられて歩んできたなって、すごく目頭が熱くなりました。

 -ユニット曲「君のc/w」で後継者候補の小栗有以、向井地美音と目が合った

 渡辺 この曲はこれからのAKBの未来を担っていくであろう、向井地美音ちゃんと小栗有以ちゃんと歌った。ずっと前からこれからのAKBをどんどん引っ張っていってほしいなと期待している2人なので、『これから任せたよ』という視線を送りながら歌いました。

 -後輩から憧れの人と思われてきたことは

 渡辺 私自身もAKBに入る前、普通にテレビで見たり、劇場へ見に行く、ただのファンだった。私もあこがれて入った身なので、そんな自分が今いる後輩の子たちにそう思ってもらえるのは、すごく不思議でもあり、うれしい。自分が頑張ってきたことが報われるようで、頑張って良かったなと思う。

 -選抜総選挙も第1回から9回まで、神セブンにずっと入ってきたのは渡辺さんだけ

 渡辺 ありがたいことに、総選挙こそファンの方の応援があってこそのものなので、今年まで出させていただきましたが、9回連続、唯一ずっと神セブン、しかもずっとベスト5に入れてもらって、感謝してもしきれないです。

 -まだやっておけば良かったなと思うことは

 渡辺 悔いは…さっきの公演のときの1場面で悔い残ってるところがあって…。本編ラストのブロックで、私がセンターを務めたシングル曲で『ラブラドール・レトリバー』の曲紹介をするたびに、『レトリバー』の部分を甘かみしてしまう。今日がこの曲を歌う最後の機会だったので、今日は甘かみしない意気込んでやったら、見事にまた甘かみしてしまって、結局最後まで言えなかった。(NHK紅白歌合戦では)ベスト10に入ってないので、甘かみで言い納めです(笑い)。ちょっと悔いが残ってます。

 -ソロ活動で挑戦したいこと

 渡辺 ソロでシングルも出させていただいていて、ソロとして音楽活動もしていきたいけど、お芝居のお仕事も積極的に挑戦していけたらいいなと思う。

 -女優では卒業生にもライバルが多い

 渡辺 私もこれからが勝負時というか、1人で大きな世界へ出て戦って行くので、負けないぞという強い気持ちで頑張りたい。

 -公演には卒業メンバーも来た

 渡辺 温かく『卒業おめでとう。これからOGの仲間入りだね。お互い頑張っていこうね』とエールを送ってくれました。

 -今後は柏木由紀が唯一の3期生になる

 渡辺 (柏木が)3期生で唯一の現役になってしまう。置いていってしまって、心苦しい気もするけど、ゆきりんもAKBの最年長でたくさんの後輩を引っ張っていってるので、これからは外から同期の頑張りを見守っていきたい。

 -柏木とどちらが先に卒業するか話したことはあるか

 渡辺 たまに『いつなんだろうね、卒業』という感じで話してはいたんですけど、最初のころは『もしかしたら一緒に卒業かな』とかも話していたりした。そのうち私の方が先かなと(いう雰囲気に)なって、私が先に去ることになった。

 -思い残すことは

 渡辺 ないですね。11年間、やりきったなと思う。悔いはないですね。

 -恋愛が解禁される

 渡辺 できたらいいな。機会があればと思う。(恋愛は)してこなかったので、自分は大丈夫かなという怖さがあるけど、タイミングがあればしたいです。

 -人生設計の中で結婚というのはいつごろか

 渡辺 結婚は全然イメージできていなくて、お仕事が好きでそっちに熱中するタイプ。結婚はこのタイミングとかは思い描けていない。ソロとして頑張っていきたい。

 -ずっと王道アイドルとして生きてきて、恋愛はいけないんだという強い思いはあったか

 渡辺 恋愛禁止みたいなルールもあって、ルールを守っちゃうまじめな性格なので、守り抜いた結果、こうなりました。

 -そういう自分を誇らしく思うか

 渡辺 そういう私を応援して支持してくれた方もたくさんいらっしゃるので、そういう方に支えていただけたことは誇りだなと思います。

 -「情熱大陸」で「まじめな人ほど損をする」と語っていました

 渡辺 11年間、楽しいことだけじゃなかったし、苦しかったり、つらかったり、『ん?』みたいに思うこともあった。でも今、終えてみて楽しかったな、11年間、間違えてなかったなと思えます。

 -今までで1番つらかったこと

 渡辺 なんだろう…。毎年あった総選挙は外側から見ている分には楽しいかもしれないけど、中から見るとプレッシャー半端じゃなくて、寿命が縮むような怖さを感じながら参加していた。総選挙は毎年、プレッシャーがつらかったですね。

 -最後1位を取りたかった

 渡辺 自分なりに満足のいく結果で終えられたので、悔いはないです。

 -あらためて、6月の総選挙の場で卒業を発表したことについてと、それからの半年間について

 渡辺 6月に発表して、そこから半年で、ファンの方からは『半年なんて、すぐじゃん』と寂しがるファンの声もあった。私自身もあっという間に過ぎてしまった。この半年間で、今までの11年間の感謝の気持ちを伝えられたし、メンバーとも最後の思い出というか、たくさん交流しあえて、後輩にもたくさん伝えられた。充実した半年間だった。

 -あの場での発表は踏ん切りが必要だった

 渡辺 1番の卒業発表の条件は、ファンの方の前で直接伝えたいという思いでやっていたので、結局悪天候により無観客でお客さんに直接伝えられなかった。でも、卒業発表は勇気がいるというか、AKBが大好きで続けてきたので、その場を去るということを自分で言うというのは勇気がいることだった。

 -自身が思うアイドルとは

 渡辺 私自身はちょっと非現実的というか、表側のキラキラした部分しか見せないというか、裏を見せないのがアイドルかなと思う。

 -自分のことをアイドルだと思うか

 渡辺 どうなんだろう。(アイドルで)いられたのかな? 自分で『アイドル』として意識していたというわけじゃなく、自分らしくやっていたところでそういう評価をされて、初めてそういう(王道)路線なのかなと乗っかったというか、乗せていった。自分が思うようにやってきたのが、そういう形になった。

 -横山由依の手紙に思ったことと、これからのAKBについて思うことは

 渡辺 由依ちゃんはすごくすてきなお手紙をくれました。たかみなさんが卒業されて、新しい総監督になった。最初のころは頼りないというか、大丈夫かなと思うことの方が多かったけど、そこからメキメキと成長して、誰もが認める頼りがいのある、頼もしい立派な総監督になった。由依ちゃんが引っ張るAKBなら、これからも大丈夫だなと思った。みんなが同じ方向を向いていれば大丈夫だと思うし、それを見守っていきたい。

 -自分なりに守ってきたアイドルのルールで、今後破りたいものはあるか。酔っぱらって道端で倒れるとか

 渡辺 それはやめてもしないです(笑い)。さっき出た恋愛と…あると思うけど、うまく出てこない。いっぱいあったはずなのに。

 -恋愛スキャンダルを起こしちゃおうかなとか

 渡辺 逆にプレッシャーで、『私は(立場的に破っては)ダメだな』という感じでできなかったです。

 -今後の恋愛は

 渡辺 …ありですね(笑い)。

 -AKBが好きだった自分から、AKBメンバーとして何点でしたか

 渡辺 150点! 高得点です。11年間まっすぐ頑張ってきたなって自分が思うので、それくらいつけてあげたい。

 -自分にとってAKBとは

 渡辺 12歳から入って、人生の半分はAKBだったので、私の人生と言っても過言ではないくらいです。

 -最後にキャッチフレーズを

 渡辺 みーんなの目線を、いただきまゆゆ~! やり収め~(笑い)。


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