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 アイドルグループ・AKB48の渡辺麻友(23)が26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。

10月の卒業コンサートに続き、今回も自身がすべて考案したセットリストで21曲を披露。“神7”のラストメンバーにして、グループでも唯一無二の王道アイドルは、最後まで「THE アイドル」を守り続けてステージを去った。

 日本一のアイドルグループとなったAKB48の、不動の中心メンバーが、ついにグループを去った。「元祖神7」のメンバーとして、最後までグループを支え続けてきた渡辺が、11年分の汗と涙が染みこんだAKB48劇場のステージに、最後の別れを告げた。

 卒業公演に加え、30日のレコード大賞や31日のNHK紅白歌合戦のステージにも立つため、これまで以上にレッスンを強化。睡眠時間が3時間に満たない日もある中、自身でこだわりのセットリストを作成した。1曲目に選んだのは、卒業コンサートと同じく、初代チームBの公演曲「初日」。最も思いの詰まった曲であり、卒業コンサートではいきなり涙を流していしまったが、この日は、吹っ切れたように、笑顔で歌い切った。

 スキャンダルも起こさず、王道アイドルとして、究極のプロ意識を持って走り続けた11年間。この日に向けても、周囲に「涙で歌が歌えなくなるのはプロとして失格」と話し、ただ1人残った同期の柏木由紀(26)とデュオで「思い出のほとんど」を歌った際も、柏木が感極まって涙をこぼす前で、渡辺は必死に涙をこらえ続けた。

 最後のMCでは「(卒業を)決断したのは自分ですけど、本当に寂しい。本当に寂しいです。寂しい、寂しいんですけど…」と、惜別の思いがせきを切ってあふれ出た。「最後歌っちゃうと、(AKB人生が)終わっちゃう」と、約15分間、トークを続けた。

 それでもやはり、最後はしっかりと笑顔で「寂しい気持ちは募るばかりですが、これからは1人で歩んでいきます。私のことも応援していただきたいですし、私が去った後のAKBグループも応援していただけるとうれしいです」とあいさつ。AKBに出会うきっかけとなったという「桜の花びらたち」を熱唱し、歴史を締めくくった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171226-00000109-dal-ent