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 弱肉強食の芸能界の第一線で活躍する先輩芸能人が一流講師となり、その生き残り術を次世代に教える番組『芸能義塾大学』で、『アイドル生き残り術』と題して、アイドルを見続けて32年、アイドルイベントでMCも務めるお笑い芸人・土田晃之が講師として登場。

 生徒として登場したアイドルは以下の7人。志村理佳(SUPER☆GiRLS)、宮崎理奈(SUPER☆GiRLS)、村田寛奈(9nine)、西脇彩華(9nine)、末永真唯(X21)、籠谷さくら(X21)、吉川友。

 土田はいきなり「僕はアイドル好(ず)きではない」としたうえで、アイドルを見ている理由も仕事をしているからだと説明。ただし「アイドルと仕事をしていて“思うこと”は多々ある」と多少厳しめのニュアンスを漂わせた。西脇が「愛をもって教えていただけると思っていたのに!」と言うと「それはオタクの事務所の伝え方が悪いだけ」と切り返された。

 そして、話は「アイドル25歳限界説」について。宮崎が「私、まだ23歳なんです」と言うと土田は「もう23です」と言い放ったうえで「ファンは一生ついてこない! 限界は25歳まで」という格言を述べた。そして「アイドルファンは基本的にはロリコンです」と断定すると生徒からは「ひどい!」の声があがった。だが、土田はその根拠をこう語る。

 「40になってアイドルユニット組んでいる人言えます? AKBを見ていても、個人名分かる人は卒業しているでしょ? モーニング娘。のお姉さん、僕が知っているメンバー一人もいないですよ。アイドルファンって若い子好きじゃん。25歳までをアイドルと考えたら、その後ミュージシャンかもしれないし女優かもしれない。あくまでも“アイドル”というくくりだと25歳が限界ってことです。あと、25歳を過ぎるとセクシーになってくるんです。僕は今日、残り60年どうするのって話をしにきた。今のアイドルの状態。それは知らない。あなたたちのこれからの芸能生活を考えようよ、ということです」

 そして、「良い時だけの芸能界」という言葉も紹介した。この意図は、芸能人は商品であり、番組に呼ばれるのは高視聴率が期待され、CMキャラになるのはその商品が売れることが期待されるから、ということ。土田が「商品価値があれば売れ続けるが、それがなくなったらどうなるか?」と振ると生徒からは「廃棄処分」と言い、土田もその表現に苦笑いしつつも同意していた。

 さらには「アイドルは綾波レイと同じ」という言葉も紹介されたが、これは「エヴァンゲリオン」に登場するキャラ・綾波レイの「私が死んでも代わりはいるもの」という発言を意図している。

 「おっかない世界で我々は生きていることを自覚してください。夢と希望だけでは芸能界やっていけないよ! 短命で終わったらもったいない。入るのが夢ではなく、売れることが夢。つまり、売れ続ければいいのです」

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