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 人気グループ・AKB48の込山榛香(19)が、Huluで配信される海外ドラマ『ヒューマンズ』(11日より配信)の吹き替えで、声優に初挑戦したことがわかった。10日深夜に放送された日本テレビ系『AKBINGO!』内の企画で、第4話に登場するキャロライン役に抜てきされたことが紹介された。

 同ドラマは、人間と人工知能の境界線が崩壊していく、近未来を予測するような不気味なSFサスペンス。「あなたの生活を一変させます」そんな謳い文句で、人間に代わり家事や仕事をこなす高性能AIロボット“シンス”が普及する現代に近い世界。忙しい妻を楽にさせるため、1体のシンスを購入し、アニータと名づけたホーキンス一家だったが、全て精巧にプログラミングされたロボットであるはずのアニータに違和感を覚え始める。このロボットに隠された真実とは何なのか――?

 感情を持たないAIロボットで時折過去の記憶が蘇り微かに感情を表す主人公アニータを映画『トランスフォーマー 最後の騎士王』のジェンマ・チャン、元シンスの研究者でキーマンとなるミリカン博士をアカデミー賞俳優のウィリアム・ハートが演じる。

 これまでドラマ、舞台に出演してきた込山は、今回「小さい頃から憧れがあった」という念願の声優に初挑戦。ホーキンス家の長男トビーに気がある女の子・キャロラインを演じ、ホームパーティでトビーにアプローチをかける。

 「不安の方が大きかった」と胸の内を明かした込山は、「怒る、けんか、寂しさなど、今まで経験してきたいろんな感情を舞台では自分なりに当てはめてきました。でも今回は、今まで感じたことのない感情もあったりして、演じるのがすごく難しかったです」と苦戦しつつも、「アフレコが終わってから自分の声を聞いた時に『自分じゃないみたい』って思ったけど、自分の声でキャラクターを作り出しているということがすごく楽しかったです」と、満足げな笑顔を見せた。

 同作では、大胆な“キスシーン”の吹き替えにも挑戦しており、かなり練習を重ねて挑んだ。「メンバーに聞いても、誰もキスシーンの気持ちがわからなかったのでお母さんに聞いたんですけど、今の若い子の気持ちがわからなくて(笑)。一人で練習する方法しかなかったんです」と裏話を披露。「スタッフさんに一言一言の気持ちを教えていただいたので、台本に顔文字や息づかいとか書き込んだりして、新たな世界って感じでした」と振り返り、最後には「今回いただいたこの経験を踏まえて、どんどん声優さんに挑戦していきたいって気持ちがすごく大きくなりました。いつかドラマやアニメで、主演をはれるような声優アイドルになりたいなって思います」と意気込んだ。

 Huluプレミア『ヒューマンズ』シーズン1(全8話)は、11日より配信スタート(以降毎週水曜日に1話ずつ追加配信)。込山が出演する第4話は、25日配信予定。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000303-oric-ent