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<NMB48アリーナツアー>◇20日◇神奈川・横浜アリーナ

 全国アリーナツアー初日がスタートし、オープニングを2度、やり直すまさかの演出で幕を開けた。

 山本彩(24)を中心に「パンキッシュ」「マジジョテッペンブルース」で、気合の入ったオープニングを披露し、場内は大盛り上がり。ところが、曲が終わっても「お前ら、気合入ってるんか!」とあおりを続ける山本に、白間美瑠(19)が「もっとアイドルっぽいのでいきたい」と別の曲をリクエストした。

 再び出ばやしの「overture」がかかると、場内は大爆笑に包まれた。ピンクのかわいらしい衣装に着替えたメンバーたちが再登場し、アイドルソングの「なめくじハート」を披露した。すると今度は木下百花(20)が「ちょっと待って。きついよ、これ!?」と、なんと曲を中断させてしまった。「もっとNMBって下品じゃないですか? NMBらしさをお届けするために、もう1回(やり直しをして)いいですか?」とファンに懇願。三たび「overture」の後、「ナギイチ」のイントロがかかり、木下も「来ました、来ました。これこそNMBだぜ~」と声を張り上げた。

 関東での単独コンサートは約2年半ぶり。久々に関東のファンに見せるステージは、NMB48らしく、予定調和を崩しまくった。山本は「これからも皆さんを飽きさせず、好き勝手やらせていただきます!」と宣言していた。

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