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 瀬戸内エリアを本拠地として活動するアイドルグループ「STU48」初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」がJR岡山駅のホーム放送に採用され、4日、同駅で記念の式典が開かれた。観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」の出発時刻(午前10時11、19分)などに合わせ、5番のりばで毎日午前9時45分から約35分間流す。【さんデジに動画】

 瀬戸内の観光振興に取り組むJR西日本岡山支社と、瀬戸内海沿岸の7県などでつくる一般社団法人「せとうち観光推進機構」(広島市)が連携して初めて企画。STU48は、AKB48の国内6番目の姉妹グループとして3月に結成され、5月に「瀬戸内の声」を発表した。瀬戸内海沿岸を走るラ・マル・ド・ボァのイメージと合致するとして、初めてタッグを組むことになった。

 5番のりばで式典があり、駆け付けたSTU48メンバーで岡山県出身の藤原あずささん(19)が「たくさんの人に私が大好きな瀬戸内の良さを知ってもらいたい」、山口県出身の瀧野由美子さん(19)が「瀬戸内を思い出す曲として定着してほしい」とあいさつ。楽曲(歌唱抜き)が流れる中、テープカットで放送開始を祝った。


 岡山駅ではこの日、在来線コンコースの大型画面で「瀬戸内の声」のプロモーションビデオの放映がスタート。倉敷市美観地区、瀬戸内市の牛窓沖で干潮時のみ現れる島渡りの道「黒島ヴィーナスロード」などが登場し、瀬戸内各県の魅力を発信する。

 ホーム放送は、プロモーションビデオの放映と合わせて12月31日までの予定。


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