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 今年3月に発足した「瀬戸内エリア」を本拠地とする女性アイドルグループ・STU48の瀧野由美子(19)、土路生(とろぶ)優里(18)、矢野帆夏(18)が10日、都内のひろしまブランドショップTAUでトークショーに出席。大学進学で広島へ出てきた瀧野と、地元出身の土路生、矢野は、STU48としてデビューした心境や広島の魅力を語った。

 特設ステージに登場した矢野は「カープファンが来ましたよ」と元気にあいさつ。広島「キング軒」の汁なし坦坦麺を3人で試食した。「実はSTU48メンバーになる前に(同店で)アルバイトとして2年ほど働いていた」と告白。土路生が「看板娘だった?」と突っ込みを入れると「そうですね」と矢野は応酬した。

 そんな矢野の今後の目標は「マツダスタジアムでの始球式に出ること。結構、肩温まっているんで」とアピールした。

 また、11月1日発売のメジャーデビューシングルでセンターを務める瀧野は「マツダスタジアムでのビールの売り子で、売り上げランキングベスト3に入っていた」という。「出勤3回目でビール200杯売り上げるのはすごいと言われた。カープ優勝は、私が勝利の女神だったのかもしれない」と胸を張った。

 STUは、9日にNHK広島で放送された「いのちのうた」(18日午前0時10分から全国放送)で、広島東洋カープの応援歌「それ行けカープ」を歌い、完璧に踊り切ったという。

「ここまで地元愛を前面に押し出すのは、瀬戸内地方7県(広島・山口・岡山・香川・愛媛・徳島・兵庫)で構成されるSTU48だからこそ。その地に根ざした複合的なご当地グループを目指しているからこそでしょう。たとえば、広島だけでなく、他県にあるプロサッカーチームなどの応援歌も次々にマスターしていくと思いますよ」(現地メディア関係者)

 AKB48グループとはひと味違った特色のSTU48の活動がますます注目される。


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