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 ぱっちりとした瞳に笑みが浮かぶと、いたずら好きな猫を思わせる。

 「場を引っかき回しちゃう、そんな感覚で撮影に臨みました」

 今回の連続ドラマは、交通事故で妻を亡くした家具職人の主人公(西島秀俊)が、妻のかわいがっていた7匹の猫の新たな飼い主を捜す物語だ。それぞれの飼い主候補たちが抱える問題に関わりながら、心の機微に触れていく。

 演じている水島楓(かえで)は、主人公に淡い恋心を抱く幼なじみの獣医(吉瀬美智子)の下で働く動物看護師。頼まれもしないのに、その恋を応援して奔走する。

 「2人の間には恋心があると思うんだけれど、私がいると、2人とも『何とも思ってないし』って言うんですね。それが、もどかしくて」

 普段は白衣姿だが、リュックサックを背負ったアクティブな服装で街中を自転車で駆け回る場面も見どころの1つ。

 「私が生涯着ないであろう服装で、動き回っています。でも、ストーリーに重い部分もあるなかで、楓は視聴者をほっとさせる存在かも」

 私生活でも無類の動物好き。飼い始めて15年ほどになる老犬のポメラニアンと、カメとともに暮らしている。それだけに、このドラマのオファーには運命的な出合いを感じたという。

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http://www.sankei.com/premium/news/170625/prm1706250021-n1.html