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久保怜音の脳内
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 AKB48若手筆頭株は、中学2年とは思えない落ち着きと、安定感のあるパフォーマンスでファンを魅了する久保怜音(13)です。新シングル「願いごとの持ち腐れ」では研究生ながら初の選抜入りを経験。先月31日の選抜総選挙の速報発表では選抜圏内となる16位にランクインした。グループの将来を担う期待の星が輝く理由は、若さゆえの吸収力にあるようです。

 速報発表は出演していたネット配信のニコニコ生放送の特番で見守っていた。16位で名前を呼ばれると、手で顔を覆って涙ぐみ、共演していたAKB48谷口めぐ(18)と抱き合って喜んだ。「本当にファンの方に感謝してます。本番まで油断せずに頑張りたい」。

 15年5月にグループ最年少メンバー(当時11歳)として加入。初めて見る大人の世界を連日、体感しながら過ごしてきた。今も多くのメンバーが年上で学ぶことも多い。MV撮影時は、AKB48渡辺麻友(23)の演技を参考にした。メークの勉強にNMB48吉田朱里(20)がYouTubeにメーク法などを公開する「アカリンの女子力動画」を見ている。「先輩がはやりものをよく知っていて、教えてもらってます。お風呂の後にボディークリームを塗ったり、美意識も高まりました」。スポンジのように何でも吸収し、グループを担う存在に成長した。

 あとは結果を残すだけ。速報後の動画配信アプリ「SHOWROOM」の配信では「今のAKBには、もっと何かが起こらないとダメだと思う。いつまでも麻友さんや指原さんばかりに頼ってるわけにはいかないので。(総選挙に)出るからには歴史に名前を残したい」。その伸びしろが、AKB48の起爆剤となる。


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