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「演出は誰に?」http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170204-00079483-playboyz-pol開会式の会議が小池vs森の“代理戦争”で大混乱、その迷走っぷりとは…!

週プレNEWS 2/4(土) 6:00配信

昨年4月、本誌は東京五輪の開会式の演出家を決める会議のグダグダっぷりをスッパ抜いた。

だが、リオからバトンを手渡された今もってなお、人選は遅々として進んでいないのだという。背景にある小池都知事と森元首相による最新バトル、そして、耳を疑いたくなる議論の模様をお届けしよう。

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開催費用のカットや会場変更の問題ばかりに関心がいき、きれいさっぱり忘れ去られていることがある。それは東京五輪の開会式だ。大会冒頭を飾る大切なイベントなのに、実はコンセプトや演出家など、その中身がまったく決まっていないのだ。東京五輪組織委員会のスタッフがこう明かす。

「開会式は五輪の華。なのに2015年の春頃から新国立競技場問題、エンブレム盗用騒動などトラブルが続出したため、開会式のプランニングに本腰を入れて取り組めない状況が続いていたんです」

本誌は、この状況にしびれを切らした有志が、演出家を決めるための非公式な“勉強会”を開いているとの情報をキャッチ。昨年4月にその模様を伝えた(16年18号)。

参加者は組織委、都庁、文科省の各職員など約30人で、森喜朗組織委会長らをはじめとした元議員の面々やJOC(日本オリンピック委員会)幹部などの大物も含まれていた。しかし、そこでの議論は思いのほかお粗末なものだった。例えば、こんなやりとり。

広告代理店「この会も数回開いているので、そろそろ候補を絞り込みたいところです」

JOC委員「ウチはクールジャパンの象徴としてAKB48を推してます。演出家もその線で決めてくれなきゃ困る」

JOC幹部「それもいいが、アニメこそクールジャパンで、世界的だろう。ジブリの宮崎駿は? トトロに聖火を持って走らせたらウケるぞ。いっそ全部アニメにして、スクリーン上映したらどうだ?」

広告代理店「いや、開会式がアニメだけというのはちょっと…。世界の北野(武)はどうでしょうか?」

有識者「以前、資料でもらった彼のヤクザ映画を見たんだがね、すぐ人が殺されるんだよ。開会式でバンバン人が死ぬようじゃ困るがねぇ」

こんな調子で議論は平行線をたどり、JOC職員からは「リオ大会は開催6年前にプランが固まっていた。東京大会の出遅れはさすがにヤバい」という悲鳴も上がっていた。

それから約10ヵ月ーー。都庁職員がこう漏らす。

「準備が進むどころか、ますます迷走しています。原因は小池都知事と森組織委会長のバトル。昨年8月に小池知事が就任し、開会式のコストカットを命じました。実は、リオ五輪の開会式費用が、当初の試算26億円を大幅に下回る3億円程度に収まったんです。物価の違いなどを考慮して、東京は5億円ほどの予算でやれるんじゃないか、と。

ところが、・・・


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