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2016年年末に見た、セルフプロデュース「カワイイ」の快挙

 アイドルの話題が続くが、2016年年末の紅白歌合戦で、AKBが「1人1票」がルールの人気ランキングを放送中に発表して話題になった。そして、1位になった山本彩に続き上位に食い込んだのが、同じくNMB48の吉田朱里だった。彼女はいわゆるYouTuberで、「アカリンの女子力動画」と称して、メイクやヘアアレンジなどの動画を定期的に配信している。

 今や、アイドルもSNSをうまく活用してコミュニケーションをとる時代である。新たなSNSが登場する度、一般人と同様に、アイドルとファンの新たなコミュニケーションも生まれた。古くは「ブログ」や「メルマガ」から、「ぐぐたす」と呼ばれたGoogle+、最近はSHOWROOMなんかの動画SNSもアイドルの使用が活発だ。

 アイドルにとってのSNSは、「球数・飛距離ともに調整可能な"カワイイ"量産システム」だと思う。

 「球数」というのはもちろん、「カワイイ」を発信する数である。昔のアイドルなら、マスメディアに出るまでが大変だったと想像する。限られた打席で、多くの人に自分の存在をPRせねばならなかっただろう。SNSを活用するなら、アカウントを作るのもいつだって可能。発信だっていつだって可能だ。先述の吉田朱里は、2015年6月にブログで「本気でシングルセンター目指す」と語り、「チャンスは自分で作らなきゃ」と語った。今はアイドルでさえ、直接私たちに「カワイイ」を届けられる時代。チャンスは自分で無限に作り出すことが出来る。

 そして、「飛距離」。例えば吉田朱里はYouTubeでメイクの動画を配信しているが、これは"吉田朱里"というキーワード、つまりはコミュニティに「カワイイ」情報を発信するとともに、"YouTubeユーザー"や"メイク好きなユーザー"などそれぞれのコミュニティにも「カワイイ」を届けている。新しいフックを作ることで、飛距離はいくらでも調整出来る。新しいトピックやプラットフォームを開拓する度、そこにいるコミュニティを巻き込んだ発信が出来るのだ。

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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170131-00007150-gentosha-ent