「モテるために生きている」―…“ゆうこす”の愛称で親しまれる菅本裕子(22)。2015年の「ミスiD 2016」準グランプリ受賞をきっかけに注目。「モテるために生きている」をテーマを掲げ、SNSやイベントでのモテ講座やメイク講座などが話題となり、女性を中心に支持を集めている。そんなゆうこすはもともと、HKT48メンバー。2012年に脱退してから2015年の受賞まで、どのような思いだったのだろうか。
― いま人気が女性中心ですよね。
ゆうこす:ありがとうございます。もともとがアイドルなので男性ファンがメインだったんですけど、いまファッション系の仕事などをやらせてもらうなど想像していなかったので、ただただびっくりしています!
― アイドルといえば元HKT48として…。
ゆうこす:最近「元HKT48の…」って言ってもらえる時に、本当にいいのかなっていうぐらい期間も短くて。CDデビューも1回もしてないし、公演も過呼吸で倒れて裏で寝てることとかの方が多かったので、ようみんな知ってくれてるなーってぐらい(笑)。私のほうがあんまり記憶になくて。
― そうなんですか。そもそもなぜHKT48に?
ゆうこす:もしHKT48に合格したら夏休みの宿題をしなくていいんじゃないかと安易な気持ちで受けたら受かりました(笑)。もともとアイドルを見るのは好きだったんですけど、実際はあんなにキラキラ輝くためには、それ相応に過酷な世界だと知って…。毎日が忙しく、寝られない日々が続く中で、これは本当にやりたいことなのかと思い辞めました。加入してから1年くらいですかね。
― 辞められる時は、本当に色々な噂が飛び交ってましたよね…。
ゆうこす:はい。HKT48を辞める時に色んなデマをたくさん言われて叩かれて…。覚せい剤なんてやってないし、メディアから問い合わせがあったとき、どこの情報を見ていってるんですか!と聞いたら、ネットをみましたと言われて。えー!マジかーって(笑)。地獄でしたよ。
― それはキツイですね…。
ゆうこす:辞めたころの自分の写真は今でもちょっと見られないです。心がズーンとしちゃいます。
― 辞めた後、再デビューまで3年間はどんな風に過ごしていたんですか?
ゆうこす:いくら元気じゃなくても、ネットなどにはネガティブな言葉を書きたくなかったんです。こんなに叩かれても信用してくれる友達や家族がいたので、みんなの前だけではポジティブでいようと。やっぱり色々な声があって完全には立ち直れなかったけど、ミスIDを受けてから、ちょっとずつ応援してくれる人も増えて、そうすると明るくいられる時間も増えていったんです。いまではスーパーポジティブクソ人間みたいに、どこまでポジティブやねん!ってぐらいになってしまったんですけど(笑)。
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https://mdpr.jp/interview/detail/1641472