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AKB48のチーム8が3日、世界遺産の沖縄・中城城跡で結成2周年ライブを開催した。本土からも数多くのファンが押し寄せ、大盛況ぶりを見せたが、今回、チーム8が沖縄という地を会場場所に選択したことにはある“意味”があったという。

 都道府県代表が集うチーム8はトヨタ自動車が活動を全面的にサポート。“会いに行く”をコンセプトに活動し、2014年12月の石川県から全国ツアーをスタートさせ、今回で21か所目となる。2400人のファンを前に「47の素敵な街へ」「恋する充電プリウス」など全34曲を披露。オープニングで、沖縄代表の宮里莉羅(14)は「でーじ(とても)盛り上がっていきましょう!」と沖縄方言で呼びかけた。

 コンサート終了後、最年長で京都代表の太田奈緒(21)は「次は(ペルーの世界遺産)マチュピチュでやりたい。海外進出! 海外に会いに行きたい」と目標を掲げたが、今回、AKBチーム8の2周年コンサートを沖縄で開催したことには“意味”があるという。

「NGT48(新潟)誕生が発表された際、高橋みなみが『北海道か沖縄だと思ってた』と驚いていたように、水面下では沖縄、札幌などで48プロジェクトは進行している。その中でも、地理的に不利な場所は沖縄。ただ、将来的に北から南まで48グループが誕生することが理想ですし、“沖縄48”に期待する声もある。AKBチーム8の2周年記念コンサートも、沖縄のアイドル需要の反応を見るいい機会になったでしょう」(広告代理店関係者)

 2020年には世界的に大きな注目を集める東京オリンピックの開催も控える。関連イベントも開催されるだけに、アイドル文化などの“クール・ジャパン”を世界にアピールする絶好の機会だ。

「今年1月にNGT48が本格始動し、先月にTPE48(台湾・台北)、BNK48(タイ・バンコク)、MNL48(フィリピン・マニラ)の結成も発表された。48グループをまとめてきた前総監督の高橋が卒業することを受け、総監督の横山由依は『AKB48グループの第2章が始まる』と宣言した。国内で新たな48グループが誕生することも“第2章”の一環でしょう」(前同)

 大成功に終わったチーム8の沖縄公演が、新たな姉妹グループ誕生につながるのか注目だ。


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