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人気アイドルグループ・AKB48の高橋みなみ(24)の卒業コンサートが27日、神奈川・横浜スタジアムで行われた。現役メンバーに加え、前田敦子(24)ら卒業生も勢揃い。粋な演出の数々に涙を流した高橋だが、それだけではない。舞台裏でのニクイ演出にも本番と同じように大粒の涙を流していたという。

 涙から始まった――。オープニング後、黒と白を基調としたドレス姿で高橋はステージに登場。「たかみな!」という声に後ろを振り返ると、1期生として苦楽をともにした前田が立っていた。高橋はこぼれる涙を抑えることができず、その姿に前田も声を詰まらせ、2人で1曲目「思い出のほとんど」を涙ながらに熱唱した。

 その後も大島優子(27)、板野友美(24)、篠田麻里子(30)ら卒業生が次々と登場。高橋は31曲すべての楽曲をセンターとして歌唱した。

 アンコール後、白のドレス姿でステージに登場した高橋は「楽しかったこと、つらかったこと、たくさんメンバーとの思い出があります」と在籍した10年間を振り返った。「ずっとこのグループにメンバーみんなと一緒にいたい」と思いつつも、「好きだからこそ前に進まないといけない。夢もあります。自分を試してみたいこともある」と卒業理由を告白。さらに、「私、高橋みなみは努力は必ず報われることを、この先、卒業しても必ず証明します! これがAKBにできる私の恩返しです」と宣言した。

 涙あり笑いありの盛大な卒業コンサートになったが、舞台裏でも粋な演出に、高橋は“号泣”していたという。

「リハーサルで前田、大島、板野、篠田ら卒業生を含めた多くのメンバーが『カントク』の文字が書かれたキャップをかぶったり、『ソツギョウ』と書かれたパーカを着ていた。これは高橋の卒業記念グッズで、スタッフがキャップやTシャツ、パーカを着ることはあるが、メンバーまで同じ格好をすることはない。卒業生も現役メンバーもスタッフも『みんなでたかみなを送り出そう!』という自主的な一体感だった。そんな光景を見た高橋は本番と同じぐらいに号泣してましたね」(関係者)



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