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松井玲奈「やり残したことない」晴れやか卒業発表


 SKE48松井玲奈(23)が10日深夜、ニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン」生出演後、心境を語った。


 番組内で、8月いっぱいでグループを卒業することを報告した。


 「やり残したことはありますか」と聞かれ、「ないです!」と即答した。さらに「あるとすれば、残りの期間での、ファンの方とのイベントや、卒業のライブとか。現時点でやりたいことをやれているので、とても楽しいなと思っています」とすがすがしい表情で話した。


 卒業までの2カ月あまり。やりたいことを聞かれると「衣装さんに最後の衣装を作ってもらいたいです。7年間見てきていただいているので(どんな衣装になるかは)全てお任せしています」。


 卒業時期については「スタッフさんと話し合った結果、渡された日程なので、私も『早いな~』思った」と予想以上に早まったという。卒業後の活動は「芝居がやりたくてSKE48に入ったので、役者さんに」と女優に専念したい気持ちを明かした。また「舞台にも映画にも興味があるので、与えられるお仕事があれば積極的に挑戦していきたいです」と続けた。


 卒業すれば、恋愛解禁になる。「恋? 恋は別にいいです。それよりも友達がほしいです。お話ししてくれる人がほしいです。寂しい? そんなことないですよ~!」。


 この日の番組では、冒頭で「今日の日刊スポーツに卒業のお話が出ていて、裏の1面になっていたことにびっくり。緊張しているので伝わるか分からないけど、8月いっぱいでSKE48を卒業することになりました」と話した。松井が卒業を決意したことは日刊スポーツがこの日報じた。


 さらに「もう少ししかないと思うかもしれないけど、8月末には名古屋でライブを計画してくださっていたり、握手会以外にもイベントを開いたりというのを今、考えていただいています」といい、ファンとの別れの場を用意することも約束した。


 卒業は約2年前から考えており、この1年で具体的な準備が進んだという。理由として「お芝居の道に進みたい」「同世代の子がどういう時にうれしい、悲しいと思うのか、知っていきたい」などと説明した。「自分が離れた時に抜けたところを、後輩がどう盛り上げていくのか、頑張ってるSKEを見てみたい」とも話した。


 番組終了間際には「思っていることをたくさん話せるかなと思ったけど、10%も話しきれなかった。これから時間をかけて、お伝えしていければと思います」と話した。BGMでは発表当時卒業を控えたメンバーだけで歌われたSKE48「それを青春と呼ぶ日」が流れた。

記者会見動画